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社長のための「コラム&NEWS」
大久保一彦の“流行る”お店の仕組みづくり

41軒目 くわ焼きを進化させて

くわ焼きを進化させて

鉄板神社(大阪)

鉄板神社(大阪)

京都にくわ焼きなる料理がある。
鍬焼き(くわやき)とは、醤油とみりんのたれにつけた肉や野菜をフライパンや鉄板で焼いた料理。名前にある鍬は、田畑を耕すための道具のことで、昔、農作業の合間に野鳥をつかまえ、使っていた鍬の上に置いて焼いて食べたことがルーツといわれている。

 大阪に鉄板神社なる繁盛店がある。
鉄板神社とはこのくわ焼きを進化させて、鉄板創作串料理を提供して、今、大阪でブレイクしはじめたところだ。

 道頓堀のすぐ近く、宗右衛門町にあるドンキホーテが見えたら店は近い。筋に入りほどなく、鉄板神社という大きな存在感ある提灯が見える。入り口までの流れもいい。悪い場所のようで、店をうまく作ってわざわざ感を演出している。
 入り口に入ると元気な男性スタッフがいっぱいいて、待ち構えている。私たちはまだ明るい5時30分くらいに店に入ったので、スタッフがたくさんいるように見えたが、帰るころにはフル稼働になる。

 私たち目のある存在感のある鉄板のカウンターに案内された。この前がこの店の醍醐味だ。
 テーブルにつくと「おまかせにしますか?」と聞かれる。初めてこの鉄板神社を訪れたのなら、お任せにするのがいい。して、この店ではワインがおすすめだ。場所柄同伴も多いせいか、ドンペリのボトルなどもある。

 今日のおまかせの最初はアスパラの肉巻きだ。串に刺したアスパラに肉が巻いてあり、ソースとマヨネーズで食べる。つづいて子持ちこんにゃく。オリーブオイルを使っているとのことで、臭いも少ない。そして、口どけがいい。
 串焼きとも違うし、鉄板焼きとも違う。ちょこっと手間を加え、独自の料理となっている。そして、カウンターでてきぱきと焼き上げる姿には串焼き屋にないエンターテイメント性を感じる。
 また、串で提供するので、鉄板焼きにない気軽さがある。だから、カウンターの男性スタッフとの会話もしやすい。

 私のおすすめは谷中しょうが、海老パン、肉詰めのしいたけにマコモダケだ。
 〆にウニの手巻きとなる。

 本店のすぐ近くに道頓堀店もオープンするそうだ。今年から来年にかけて鉄板神社は大きく発展するだろう。 とても楽しみな店である。

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筆者紹介

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講師 大久保 一彦


日本の将来のために創業・第二創業・イノベーションを支援する有限会社
代表取締役

10,000店舗を訪問、「反映の仕組み」を体系化 日本、フランス、アメリカなど1万店舗を実際に食べ歩き、 多くの飲食経営本を著す。 飲食店のもうけの構造を知り尽くした現場コンサルタント。 日本、アメリカ、欧州、1万店舗以上の店舗を訪ね、繁盛の秘訣を体系化し、「オオクボ式繁盛プログラム」を開発。損益分岐点を下げる仕掛けでは、月商400万円売れないと成り立たなかった店を月商180万円でも利益が出るよう指導し、成功させた。 (株)グリーンハウス時代に「新宿さぼてん」を惣菜店多店舗化に成功。独立後は、ハイディ日高、和幸、東和フードサービスなどの新業態開発やメニュー開発などを手掛け、地域密着店、老舗料亭やフレンチ・イタリアンの高級店等の運営から集客法までを一元的に指導。経営者の信頼を得る。 「行列ができる店はどこが違うのか」など著書24冊。

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