社長のための「コラム&NEWS」
大久保一彦の“流行る”お店の仕組みづくり

22軒目 「老後に企業した人気レストラン」


「カフェ・ブロッサム」(栃木県佐野市)



 栃木県佐野市と言えば、佐野アウトレットと最近では佐野ラーメンで有名だ。佐野インターの近くにあるアウトレットのまわりもだいぶ店が増え た。

 今回は、その佐野インターからさらに30分走った山の中にある「カフェブロッサム」という店を紹介することにしよう。

 この店はオーナーの相場氏がかつて輸入住宅の販売をしていたときにモデルルームとして使っていた建物をよみがえらせたものだ。相場氏は息子さ んに商売を譲り、隠遁生活に入っていたのだが、お孫さんの成長とともに、第二の人生を考えるようになったそうだ。



2000年くらいにそのモデルルームの手入れを始めた。手入れを始めたといっても、飛駒という山奥にあるために、そこで商売ができるとは夢にも 思っておらず、スローライフを始めようと思っただけだそうだ。

しかし、手入れをしていると、お茶を飲めないのかと訪ねてくる人があった。そんな声に応えて最初はサービスでお茶と茶菓子を出していたの だ。


しかし、それでは、また来るときに心苦しいという声が多く、思い切ってお茶と奥様の 作るケーキで営業を始めてみたと相場氏は言う。



当時、インターネット普及し始めた時期、住宅の販売のときに広告を何度も取り扱った経験があり、WEBの可能性を感じた相場氏は、早速、ホーム ページビルダーを購入した。やってみるとワープロのように簡単だったことから、以来、自らホームページを更新した。その効果は、覿面で、当初4000アク セスだったが今は年間10万を越えると言う。

アウトレットや足利フラワーパークのためにやってきた客層の心をとらえたわけだ。

それを後押ししたのが、キャッチフレーズだ。

あるイベントを開催するときに、ボランティアでイベントを手伝ってくれるお客様と広告に打ち出すときの、店を紹介するわかりやすい表現をディス カッションした。そのときに、お客様が、店をひとことで表現して、

「アメリカにファーストフードが無かったころのレストラン」
という今のコンセプトにたどりついたと言う。



「そんな時代を想像すると、お客様と店はとてもフレンドリーで、お客様の人生のシーンを大切にしていた」

相場氏は、「自ら食べておいしいと思うものしか出さない」「体にやさしいものしか出さない」「その日に作った料理はその日に消費する」という理 念にいきついた。  

裏にある畑で、季節の野菜をわざわざやってくる客人のために作り、ハーブ摘み、お客様をもてなす。



今では、料理上手の奥様はプロのコック顔負けの料理で評判だ。



65歳の相場氏と奥様のもてなしに口コミに口コミを呼び、ゴールデンウィークともなると4000坪ある敷地のまわりの細い路地に車が行きかい、 すれ違うのも大変なくらいだ。ぜひ、暖炉で焼き上げる薪の香りの効いたラムのグリルをご賞味あれ!

 
 


http://www.lily.sannet.ne.jp/ashikaga-aiba/






  【PR】 経営コラム「流行るお店の仕組みづくり」の著者
      大久保一彦先生の新刊本(3月15日)発売決定!!

 有機野菜バイキングをはじめたティア、本、CDなどを扱うビレッジ・バンガード、通販のオイシックス、スターバックス、ニューヨークグリル、 ダイソー、下北沢、ブログ女性に支持される店には共通な法則があるその答えが、大久保一彦先生の新しい本にあります。


***★★★***★★★***♪♪♪***★★★***★★★****

▲「女性リピーターが収益を呼び込む―ー繁盛力」(WAVE出版)
                          大久保一彦著

成熟市場の第二ステージ、「ジュクジュク時代」をどう生き抜くかのヒント。
そのヒントは女性を取り込む技と同じだった・・
こちらから 予約してください ↓↓
   ここをクリック [Amazon.comで、お申込下さい。]

***★★★***★★★***♪♪♪***★★★***★★★****

バックナンバー

バックナンバーを全て見る

筆者紹介

画像 講師写真

講師 大久保 一彦


日本の将来のために創業・第二創業・イノベーションを支援する有限会社
代表取締役

10,000店舗を訪問、「反映の仕組み」を体系化 日本、フランス、アメリカなど1万店舗を実際に食べ歩き、 多くの飲食経営本を著す。 飲食店のもうけの構造を知り尽くした現場コンサルタント。 日本、アメリカ、欧州、1万店舗以上の店舗を訪ね、繁盛の秘訣を体系化し、「オオクボ式繁盛プログラム」を開発。損益分岐点を下げる仕掛けでは、月商400万円売れないと成り立たなかった店を月商180万円でも利益が出るよう指導し、成功させた。 (株)グリーンハウス時代に「新宿さぼてん」を惣菜店多店舗化に成功。独立後は、ハイディ日高、和幸、東和フードサービスなどの新業態開発やメニュー開発などを手掛け、地域密着店、老舗料亭やフレンチ・イタリアンの高級店等の運営から集客法までを一元的に指導。経営者の信頼を得る。 「行列ができる店はどこが違うのか」など著書24冊。

筆者の関連セミナー

シリーズトップへ戻る 経営コラムのトップへ戻る

画像 ページTOPに戻る