社長のための「コラム&NEWS」
大久保一彦の“流行る”お店の仕組みづくり

14軒目 「女性の心を掴んで離さないプチレストラン」


「CAPRi(カプリ)」(福岡・薬院)


 博多の界隈に薬院という少しトレンディなエリアがある。

 私の師匠であるランチェスター経営、竹田陽一先生の事務所があるこの薬院でひときわ輝いているのがフレンチよりのイタリアン、カプリであ る。

 今、OLを中心に口コミで予約がないと入れない超人気店である。狭い店内ではあるが、月商500万を売上げる繁盛店だ。



 最近、イタリアンの店から私の事務所に販売促進のお手伝いの依頼が多い。それだけ、競争の激しい業種なのであるが、この店は客単価3800円 でしっかり繁盛しているのだ。

 イタリアン業態と言うと、パスタを主体として、気軽な日常の延長戦にある業態と釜焼き、場合によっては薪焼きのピザを主体としている店が主流 だ。それに対して、このカプリはおまかせのコース主体で営業している。

 夜のおまかせコースは2800円で、コースに必ず入るシーフードのオーブン焼きは女性に人気だ。このシーフードのオーブン焼き目当てで来店す る女性も多い。



 基本的にいろいろな料理を少しずつ食べられる。盛り込みの作業はちょっぴり大変だが、この手間を惜しまない姿勢が、決して原価をかけているわ けではないが、皿が目の前に置かれた瞬間の驚きにつながっている印象を受ける。



 私が思うにこの店の魅力はコンパクトでありながら、厨房がちょっと突き出たかわいらしいフランスやイタリアにあるプチレストラン的な雰囲気に なると思う。白を基調に、小さい店でありながら、何かいい雰囲気をかもし出している。

 少し前、新しい試みとして、天然酵母の薪焼きのピザの二号店を出店した。現在、2店舗でオーナー含めて社員7名でこの小さなレストランを切り 盛りしており、活気がある。


CAPRi 【カプリ】
福岡市中央区薬院1-16-22-1F (西鉄薬院駅より徒歩2分、天神より徒歩8分)
電話 092-771-4003
ほぼ無休・12:00-14:00 18:00-23:00
ホームページ  http://capri-news.com

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筆者紹介

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講師 大久保 一彦


日本の将来のために創業・第二創業・イノベーションを支援する有限会社
代表取締役

10,000店舗を訪問、「反映の仕組み」を体系化 日本、フランス、アメリカなど1万店舗を実際に食べ歩き、 多くの飲食経営本を著す。 飲食店のもうけの構造を知り尽くした現場コンサルタント。 日本、アメリカ、欧州、1万店舗以上の店舗を訪ね、繁盛の秘訣を体系化し、「オオクボ式繁盛プログラム」を開発。損益分岐点を下げる仕掛けでは、月商400万円売れないと成り立たなかった店を月商180万円でも利益が出るよう指導し、成功させた。 (株)グリーンハウス時代に「新宿さぼてん」を惣菜店多店舗化に成功。独立後は、ハイディ日高、和幸、東和フードサービスなどの新業態開発やメニュー開発などを手掛け、地域密着店、老舗料亭やフレンチ・イタリアンの高級店等の運営から集客法までを一元的に指導。経営者の信頼を得る。 「行列ができる店はどこが違うのか」など著書24冊。

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