【夏季・全国経営者セミナー】事業家・若手起業家…35講師登壇、経営者700名が集う3日間 

社長のための「コラム&NEWS」
大久保一彦の“流行る”お店の仕組みづくり

2軒目 「四川の摩訶不思議」


「栄児(ロンアール)」(東京・板橋)


 新板橋駅と板橋本町のちょうど中間の住宅街に、人気の四川家庭料理店がある。それが、今回紹介の「ロンアール(栄児)」、常連客は「栄児(え いじ)」と呼ぶ。

 板橋の店というと、「高いと売れない」とばかりに安い店を連想するが、そうではない。ランチの客単価が1000円、夜が3500円と板橋の店 としては高めなのである。

 栄児のオーナー丸藤(がんどう)さんは、5年前、開業した。

 そもそも四川料理とは陳建民氏が日本に伝え、エビチリや坦坦麺など、ポピュラーな食となった。丸藤さんは日本人にあわせて作った“四川風”の 味ではなく、「子供のころ家庭で食べた四川の味を伝えたい」という想いから、主婦という枠を超えて開業した。

 この店の麻婆豆腐はとにかく辛い!辛い、辛い、辛い!中国からわざわざ取り寄せる山椒で作った辣油のアクセントが辛いのだ。

そして、「本当に20年も日本に住んでいるのか」と思う丸藤さんの日本語が妙に辛さを助長するのだ。彼女は言う、「麻婆豆腐と蒸し茄子は、本場 の辛さを味わって欲しくて、あえて辛さを調整していません」と。

確かに、この辣油の辛さは只者ではない。「痛い!」と思わず辛さがあって、しばらくすると舌の上にすっきり感が駆け抜ける。その後、じっくりと 鶏からひいたスープの味わいや豆腐の甘みがいつになく敏感に感じられるのだ。

ぜひ、四川の摩訶不思議、体験されたい。

○ 名物の麻婆豆腐定食=とにかく辛い



○ 汁ナシ坦々麺=胡桃の食感が絶妙。辛さの調節してくれます。
           辛さ控えめがおすすめ。



○水餃子=ランチは間を持たせるためにサービスで出てきます。
    ランチはこのほかにインパクトのあるサラダがサービスになります。
    売れにくい水餃子をサービスするなんてにくいじゃあーりませんか!



四川家庭料理 ロンアール(栄児)
東京都板橋区板橋3-34-12
電話:03-3961-9188
営業時間:11時から14時30分、17時30分から21時
日曜日定休日

バックナンバー

バックナンバーを全て見る

筆者紹介

画像 講師写真

講師 大久保 一彦


日本の将来のために創業・第二創業・イノベーションを支援する有限会社
代表取締役

10,000店舗を訪問、「反映の仕組み」を体系化 日本、フランス、アメリカなど1万店舗を実際に食べ歩き、 多くの飲食経営本を著す。 飲食店のもうけの構造を知り尽くした現場コンサルタント。 日本、アメリカ、欧州、1万店舗以上の店舗を訪ね、繁盛の秘訣を体系化し、「オオクボ式繁盛プログラム」を開発。損益分岐点を下げる仕掛けでは、月商400万円売れないと成り立たなかった店を月商180万円でも利益が出るよう指導し、成功させた。 (株)グリーンハウス時代に「新宿さぼてん」を惣菜店多店舗化に成功。独立後は、ハイディ日高、和幸、東和フードサービスなどの新業態開発やメニュー開発などを手掛け、地域密着店、老舗料亭やフレンチ・イタリアンの高級店等の運営から集客法までを一元的に指導。経営者の信頼を得る。 「行列ができる店はどこが違うのか」など著書24冊。

筆者の関連セミナー

シリーズトップへ戻る 経営コラムのトップへ戻る

画像 ページTOPに戻る