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大久保一彦の“流行る”お店の仕組みづくり

7軒目 「元祖!元気な朝礼の居酒屋」


「DRAEMON」(名古屋・納屋橋)


 今、「朝礼」というキーワードがホットだ。その朝礼で有名な自由が丘のてっぺんというレストランの大島社長は講演などでひっぱりだこだ。その 大島社長が参考にされた朝礼があるのをご存知だろうか?それが今日、ご紹介する「DRAEMON」だ。



  先日、日本経営合理化で恒例となった繁盛飲食店体験ツアーで「DRAEMON」の公開朝礼に参加し、朝礼が始まる前に、赤塚社長にその朝礼 の秘密を伺った。

 「DRAEMONには、店の従業員を見て『元気になりたい』『明るくなりたい』という気持ちがきっかけで従業員に応募することが多く、大切な ことは、元気であったり、明るくあったりすると自分自身に得だと思うようにすることだ」とお話された。

 この言葉の中にこれから慢性的な人不足の時代を迎える飲食店にとって大切なふたつのキーワードが隠されていることを感じる。

 ひとつが、「自分がこうなりたい」というあこがれを感じないと従業員は集まらないということ。もうひとつが、仮に集まったとしても、憧れの気 持ちが小さくなる職場ではいけないことである。

 あこがれる店作りは憧れが持続する店作りの延長にあると思うが、その重要な役割を果たすのが、面接と朝礼でないだろうか?

 声を大きくしたり、ポジティブなことを言ったりする朝礼があまり好きでない人もいるかもしれないが、店に人が集まらないあるいは定着しないの は店の持つ雰囲気にあり、人不足で意欲のないスタッフが集まるとするならば朝礼はすごく重要な印象を受ける。

  「DRAEMON」さんの朝礼に参加してみて思ったのは、スポーツのように、毎日、基本的なことをくりかえしていること。そして、メニュー についてゲーム形式の問答を行い、自分自身の接客のスキルアップをしっかり行っていることに驚いた。



 そうした、地道な練習から、お客様の気持ちになって考える習慣が身に付くのであろう。

 考え方というのは店の文化であり、このようにあたたかい心を持つ従業員を育成することもこれからの飲食店が担う、コミュニティへ文化発信のひ とつになるのではないだろうか!

 こうして、その地域に必要な存在として存続していけるのである。

 追伸 今回は飲み放題で3000円コースを選んだが、少ない予算からも柔軟に対応する姿勢も、店のミッションであるお客様に「元気を与える」 ことにつながるのだろう。


「DRAEMON」 納屋橋店
名古屋市中村区名駅5-24-5
電話052-588-0064

http://www.draemon.net/


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大久保 一彦
日本の将来のために創業・第二創業・イノベーションを支援する有限会社
代表取締役

10,000店舗を訪問、「反映の仕組み」を体系化
日本、フランス、アメリカなど1万店舗を実際に食べ歩き、
多くの飲食経営本を著す。


飲食店のもうけの構造を知り尽くした現場コンサルタント。
日本、アメリカ、欧州、1万店舗以上の店舗を訪ね、繁盛の秘訣を体系化し、「オオクボ式繁盛プログラム」を開発。損益分岐点を下げる仕掛けでは、月商400万円売れないと成り立たなかった店を月商180万円でも利益が出るよう指導し、成功させた。

(株)グリーンハウス時代に「新宿さぼてん」を惣菜店多店舗化に成功。独立後は、ハイディ日高、和幸、東和フードサービスなどの新業態開発やメニュー開発などを手掛け、地域密着店、老舗料亭やフレンチ・イタリアンの高級店等の運営から集客法までを一元的に指導。経営者の信頼を得る。

「行列ができる店はどこが違うのか」など著書24冊。